編入失敗体験記~筑波大学・京都工芸繊維大学~

大学の編入学試験を受けた。京都工芸繊維大学筑波大学ともに不合格だった。受けたのは2校、要するに率直に大方の予想通り平たくところはばからずに正直に言ってしまえば、私は大学に全落ちしたのである。進路はまだない。

 

準備期間は充分だった。何がいけなかったのか、戒めとしてここへ残しておく。そして次の受験生への反面教師となれることを願う。ちなみに私は浪人が確定したので後輩の君たちはライバルとなります。

 

これは私が筑波大学を受験した失敗体験記である。そして自らの戒めでもある。京都工芸繊維大学は面倒なので書かないこととする。

スペック

中国地方の名もない偏差値60前後の非進学高専情報工学科に在籍しています。

私はいわゆるよわよわ高専生で、つよつよ高専生およびつよつよ大学生に強いコンプレックスを抱きながら生きてます。AtCoderのレートは灰:53(知らない方向けに簡単に言えばクソ雑魚※ネタではなくガチの雑魚)です。プログラムを書くより数学をやる方が好きという情報系にあるまじき数学狂いです。一時期は数学科も考えましたが覚悟が持てませんでした。ちなみに数学もそこまで強いわけではない。何なら本番は落としてる。情報系とは思えないですね。

1年と1~2年

席次:15~25(40人中)

勉強大嫌い&受験勉強をせずにたまたま受かった近所の高専に進学。就職がしやすいとか、高専出身の父親にまんまと乗せられた。真剣に考えなかったこともあり3か月で挫折からの約8か月の休学を経験した。休学中も勉強はせず、復学後は字が書けない&頭が回らない&言葉が出てこないでかなり苦労した。多分ここでIQ10くらい下がった。

復学後もまったく勉強しなかった。定期テストは一夜漬けが基本、テスト前でもアニメを見てネット恋愛にうつつを抜かしていた。同じ一夜漬けでも一位取ってしまうような化け物がいたので自分とは別の世界の生き物だと思っていた。クラスに一人二人はいますよねバケモン。。

3年

席次:8(最終)

ネットで一年半付き合った彼女に振られた。その反動でなぜか勉強を開始。とはいっても定期テストの勉強期間を増やしただけ。勉強時間を増やした結果は席次11位

ここで「あれ、俺って勉強したら結構いけるんじゃね??」と思い始めた。弊高専ではクラス10位以内に入っていればそこそこ優秀という共通認識があった)

元々高専が自分に合っていない(というかアンチ高専)だったこともあり、編入へのあこがれもあった。成績が良い人間しか編入ができないという固定観念を持っていたワイ19歳、成績が上がったことにより大学への編入・人生の逆転勝利を意識し始める。

とりあえず東大を見に行った。単細胞ワイ、東大に圧倒され東大を目指して編入の勉強を開始する。

 

3年夏休み

とりあえず理系なら数学だろう、ということで3年生までの数学の教科書を3年まで終わらせた(正確には線形代数は終わり切らなかった)。ここで数学の苦手意識を完全に潰せた。何ならこの後の数学で無双して天狗になる。

東大は数学と英語の二科目だったのでとりあえず友達に勧められたシスタンを読んでいた。これがつまらなさ過ぎて英語がさらに嫌いになった。

3年秋

学校が始まって学力到達度試験があった。これを見越して勉強していたわけではないが、数学の範囲が夏休みにやったばかりだったので満点を取ってしまう。これがクラス1位となり、まわりに私が数強であるという認識を植え付けた。ここで我完全天狗。

その後の数学のテストも無双し、100点連発・数学関連の科目(専門・物理)の成績もうなぎのぼり

最終的に席次8位まで上がった。正直もっとあって良いと思っていたが1年全体の平均値をとられるからということで納得した、と同時に来年1位を取ると決意

ちなみに春休み頃は徹底研究をしていた。教科書で基礎力がかなりついていたのでスムーズに1周した。

4年

席次:8位

あの忌まわしきウィルスでオンライン授業となった。秋の学校が始まるまでまったく受験勉強をしなかった。東大をあきらめてしまったのはこの悪夢のような期間があったからだろうと思う。しかし周りも同じ状況だったわけで言い訳はできない。

4年秋

対面授業が始まる。席次をもっと上げたいという願望がありオンライン授業をそこそこ頑張っていた私は念願の席次3位を手にする。全科目平均92点ほどで、一位とは3点差でこんなのは誤差だろうということで納得した。この頃から定期テストが無駄であるという考えを崇拝し始め、授業では内職、テスト前は一夜漬けとなった。最終的な席次は8位まで落ちた。数学はちゃっかり満点取ってた・以前数強の立ち位置を譲らず。

この頃から東大をあきらめ筑波志望に。

4年春休み

めちゃくちゃTOEIC頑張った。あと過去問特訓頑張って一周した。私は一問一問じっくり考えるタイプだったのでかなり時間を費やした(推定100時間)。英弱過ぎて最終的に635で終わった。ちなみにTOEICの勉強とか恥ずかしくて言えないので秘密です。

5年

過去問解いたり数学の参考書を復習をしたりしていた。あまり参考にしないでほしい。落ちたから。

4~7月

3年夏から編入を目指していたこともあり、この頃は完全に燃え尽きていた。卒研のプレッシャーなどもあり、ほとんど勉強ができなかった。情報基礎がかなり遅れていて、あきらめモードだったかもしれない。ここで完全に敗北が決まったと思われる。

とりあえず情報基礎の試験範囲だけはカバーしようと頑張っていた。過去問は数学10年・情報3年解いた。数学は難易度によって5~10割と変動が大きかった。情報は読んで理解すれば解ける問題が多いので数学よりも頑張るべきだったと後悔している。

前日・当日

スタプラで仲良くなった友達と前日を過ごすことになった。過去問の答えを共有したり、これまでの勉強を話し合ったりした。自分よりも明らかに勉強していて内心負けたなと思っていた。TOEICも完全に負けた。これが案外モチベアップにつながる。

TOEIC

4回くらい受けた。全然点数上がらないし、編入体験談に書かれてることは嘘じゃないのか?と人間不信になりかけた。あいつらはつよつよ高専生なのだ、一般人の常識は通用しない。やっとコツをつかんで600点を超えるが、それがラストチャンスだったためこれを提出。これは大きな反省点で筑波を受けるならTOEIC730以上ないと人権はない。635なら730点との差は14点もあって、これは決して小さくない。合否を分けるレベルである。必ず730以上取りましょう。

数学

教科書・徹底研究・過去問特訓をやっていた。徹底研究の問題は最終的には9割9分くらいは解ける状態だったと思う。過去問特訓は1周半くらいしかできなかったが、あまり筑波の対策になっているという印象はなかった。しかし全体的な数学力の向上にはつながったと思われる。

数学の勉強は徹底研究だけやってあとは先生と一緒に過去問を解いて周辺知識を身に着けていくのが効率が良いと思った。筑波の数学は年によってめちゃくちゃ変態な問題を出すので、7割を狙うのと10割を狙うのでは労力に差がありすぎると感じた。捨て問が解けるに越したことはないがよほどの数強でないと解けないであろう。数学に自信がない方は7割を狙って数学の勉強を終えて情報基礎を安定させればよいと思う。

 

試験当日はガウス積分とその応用例・与n次微分方程式がn個の異なる解を持つことを示せという問題(これを解けてる人はいまだ確認できない、捨て問)・ベクトルを一次結合で表すやつ・部分空間に関する問題。

というか解答用紙の罫線が濃い&幅が広いといやがらせかと思った。筑波大を受ける人はこの対策もした方がよいと思われ

 

計算ミスと大門まるまる落としたので5~6割(数強ぴえん)

情報

C言語による初めてのアルゴリズム入門1周のみ

定本Cも買っていたが正直読む時間が取れずなかったも同然

たまにAtCoderをやっていたが試験に役立つレベルの問題は解けなかった。

 

情報1はソートの問題。勉強不足故に知らないものだったが読めば解ける問題だった。

10割

情報2はバーコードの解析に関する問題。初めて出会う問題でC言語でそんなことできんの?みたいな感じだった。(1)~(3)までは読めば解けた。が、後で単純なミスが見つかりおそらく5~10点を失う。(4)は全然わからなかったからとりあえず埋めた。(5)はパリティチェックの論述させる系の問題で、授業で得た知識で何とか記述した。部分点はもらえそう。

情報2全体で5割

 

敗因

自己採点の結果は低めに見積もって

英語86, 数学60, 情報75

sum = 221

ボーダーについてはmast:220、coins:240というのをどこかで見たことがある。

mastとの併願だったのでそちらに受かっていることを期待したが駄目だった。おそらくボーダーは年々上がってると思われる。確実に受かりたいなら250取ろう

 

ここからは考察

1. TOEIC

これが満点ならsum=235と受かる可能性はぐんと上がっていた。

2. 計算ミス

数学で2つ、情報で1つと合計すると20点以上あったと思われる。しかし人間は計算ミスをするものなのでこれは仕方ない、みな平等である。仕方ないからあきらめるかというとそうでもない。計算ミスをすることがわかっているなら見直しをすればいいだけの話で、見直しをする時間が作れるくらい早解きの練習をすべきだった。これは対策不足と言わざるも得なく、言い訳不可能。

3. 情報基礎

単純に勉強が間に合わなかった。今年はたまたま読めばわかる問題が出て正直7割取れたのは奇跡だった。情報基礎は読めばわかる問題が多数なので数学より安定すると思われ、配点が同じことからこちらを頑張るべきだとも思った。

 

4. メリハリ

これが一番の問題かと思われる。勉強開始時期こそ早かったが、メリハリをなかなか付けられず時間をかなり無駄にしていたと思われる。

 

5.席次

単純にこだわり過ぎた。どうせ授業でやることなどほとんど忘れるのでもっと手を抜くべきかもしれない。

 

まとめ

最後に、僕は必ずここに合格体験記を書きに戻ってきます。今これを読んでいるあなたはライバルかもしれません。編入浪人というチートが立ちはばかることを心より謝罪申し上げます。でも枠は譲れません。お互い頑張りましょう。

 

※点数の開示は多分しないです、もし気になればTwitterまでお越しください

書生 (@mathhhalgorithm) | Twitter

自己紹介

こんにちは,書生です.

受験も終わって念願のブログ開設を果たしたので,とりあえず自己紹介をします.

おそらくこの記事を読んでくださるのは私が後に書くであろう編入体験記を読んだ方・僕自身に興味を持ってくれた方くらいだと思います.

 

書生とは大正・昭和初期時代の学生さんの俗称です.一時期,純文学(特に大正時代に書かれたもの)にはまっていたこと,元恋人が「女學生」というハンドルネームを使用していて対照的な名前だったこと,私が勉学一筋な人生を歩んでいる・もしくはそういった人生にあこがれていることから使わせていただいています.この名前を使っている人はそこそこいて,インパクトは小さいですね.

普段は地方の国立高専で学生をしています.現在は5回生で自然言語処理の研究をしています.(もしかしたら研究内容を書くこともあるかもしれない)

 

冗長になりましたがもう少し私について語ります.「私」という人間をできるだけ簡潔に一言で表すならば「数学好きの変態」でしょうか.自分は輝かしい経歴も何も持っていませんが,人生は謳歌できている方なのではないかと勝手に思っています.趣味は結構ありまして,数学以外にもプログラミングや物理学,英語,タイピング,スポーツやアウトドアなど興味の範囲は多岐にわたります.おそらくここでは語り尽くせないほど好きなものは多いです.その反面飽き性だったりもしますが・・・で,自己紹介はこの辺りで終わって・・・

 

当ブログでは,主に私が書きたいことを書きたいタイミングで書いていこうと思います.

 

抽象的ですね.もう少し具体化すると,興味を持ったこと,好きなこと,体験・経験等で得たものなどを自由に書いていこうと思います.せっかくブログをやるなら自由度は高く保っておきたいよね.

 

とりあえず初投稿はこの辺で締めます.なんだかまとまりのない文章になりましたね.私はタイピングがちょっとした趣味なので,こういった生きた文章を打つのは本当に楽しいです.当ブログを通して私の文章構成力・語彙・タイピング速度等も上達することを願います.ちなみにこの記事は卒業研究の合間に書きました.時間ないのに馬鹿ですね.でもそういう自分は嫌いじゃないです.

 

最後にはてなブログtexを使ってみたかったので今ぱっと思いついた好きな数式を置いておきます.

 

x^2+y^2=z^2

 \int_{-\infty}^{\infty} \exp(-x^2)\,dx = \sqrt{\pi}

 

ではまた会いましょう.